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Don't think. F E E L ! 大浦比呂志の五感で感じる暮らし

ネイチャーデコール主宰 建築デザイナー大浦比呂志のこだわりの世界観を、建築、インテリアの事例やライフスタイルにスポットをあてながら紹介して参ります。

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09.想うこと一覧

  • 2017/09/02

    「プレゼンに至らなかった6つのケース」

    06.家創りのヒント09.想うこと11.ネイチャーデコール

     

    今回も、設計契約前の初回面談からプレゼンテーションについてのはなしです。

     

    なんの宣伝も広告も無く、ネイチャーデコールを探していただき、

    お会い出来るまでに至った方は、

    やはりなにか会うべくして会えた、、と言うようなご縁を感じます。

    なので、そんな小さな点の様な接点でお会い出来ただけでも運命と信じ、

    どんな形であっても力を発揮して、喜んでいただける、

    ライフステージを共に創りあげていきたい!

    いつもそんな想いでおります。

     

    しかし、そうは言っても人と人。

    本当のところはお会いして話しをしてみないと、なかなかわからないもの。

     

    お互いに価値観が共有出来、そこに求めているものが存在しなければ、

    これは縁が無かった、と言う以外にありません。

     

    前回のブログでは、プレゼン後の成約率は99%とお話ししましたが、

    それでは実際にプレゼンまでに至らなかった場合のケースをいくつかお話しします。

     

     

    1. 実物を全て見ないと納得して決められない。

     

    私たちはショールームやモデルハウスを持っていません。

    一軒一軒お客さんに合わせた違う顔を持つオーダーメードの場合、

    それは不可能なんです。

    全てを一から創り上げていくわけでは無いですが、

    その使い方や組みあわせ方も千差万別。

    なので、見本や現物が全て見て確認出来ないと不安と思う方は適さないと思います。

    むしろ、そこを楽しみ新しく生まれてくるものをポジティブに捉える姿勢が

    家創りをより面白くするポイントと考えます。

     

    2. 一緒に創り上げていくという事。

     

    お客さんの求める空間をそれぞれの専門家が経験と最善の選択で

    創りあげていくのがネイチャーデコールの家です。

    数十、数百という決め事の中には間違いやリスクも出てくる場合があります。

    まずはお互いの信頼関係がありきですが、そこをも共有していきながら、

    共により良い改善策を見いだしていく。

    「自分の家」の最高のゴールに向かって一緒に創り上げていくという事が大切です。

     

    3. 人が創るもの。

     

    ものや道具では無く、人が考え人が創り上げていくもの。

    当たり前のことですが、オーナーご家族の新しい家での暮らし方、

    また将来の姿を想像し、愛と想いをもって考えていきます。

    オーナーも設計者もお互いの尊重と思いやりが無くして、気持ちは通じ合いません。

    仕事だから、当たり前でしょ、、では残念ながらこちらの気持ちが動きません。

     

    4. 任せるものは任せる。

     

    もう25年以上 家創りの実績があります。

    それは自分の作品ということでは無くお客さんの希望に

    耳を傾けてきた数々の結果です。

    そんな経験の中から言える事や見える事があります。

    デザインに迷ったり予算の配分に迷ったり、、そんな時は任せる気持ちが大切。

    任せきれず、自分たちで無理に結論を出そうというのは良い結果が生まれません。

     

    5. 掛けないとならない予算がある。

     

    「家」「インテリア」「庭」がトータルにバランスが取れたのが、

    ネイチャーデコールの提案するライフステージです。

    一般的に言われる坪単価とは違う、総合的な費用を私たちは予算と言ってます。

    お金の事は包み隠さずお伝えいただき、決して無駄使いする訳では無く、

    その中でそのお客さんにとってのプライオリティを明確化しながら、

    お客さんに最適なものを提案していくのが、ネイチャーデコールの家です。

    そこには、ある程度 掛けないとならない予算があります。

     

    6. まずは「絵」を見せて。

     

    一生一度の大きな買い物。これから一生家族が住まうライフステージ。

    そんな決断をされる事は当然、迷いも多いことと思います。

    しかし請ける以上はこちらも誠心誠意、本気で取り組んでいきます。

    なので、軽い気持ちでプランしてみて、まずは「絵」を見せて、

    他も検討しながら考えてみるよ、、という方はお断りしています。

    結婚と同じで、あれもこれも浮気しているうちは、

    良いご縁は無いと思いますので。

     

    以上の6つのポイントを事前に確認しあって、いよいよプレゼンへと駒が運ばれます。

     

    この中には、独りよがりで都合の良いことを言っている様に、

    感じるものがあるかとおもいます。

    でも、実際に過去にはこれらの点を無視して進めた事での、

    行き違いやトラブルもあります。

     

    そこで「最終的には人と人とが創るもの」という原点に立ち返って、

    自分のキャラクターを通して潤滑に進めていく為のポイントを整理してみました。

     

    私の家創りは、年間に限られた軒数しか出来ません。

    また、「仕事」という枠組みの中で出来るものではなく、それを越えた部分で

    心が動かされ、かたちになっていくものです。

     

    これらのポイントは、

    縁で出会いが持てたお互いにとって、より有意義で価値のあるものにするための、

    大切な導入部分と考えております。

    逆に、この6つの点をしっかり確認し合っていけば、

    間違いなく、あなたにとっての、

    ジャストフィットなライフステージを創りあげていくことが可能です。

     

    家創り 一生に一度のことなら目一杯楽しんだもの勝ちです!

     

    さあ皆さん、僕たちと楽しいセッションをしませんか!

     

     

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  • 2017/07/12

    「価値観 あたりまえだけど 人 様々。。」

    09.想うこと20.『三度目の家物語』

     

    「三度目の家物語」

    70代のオーナーさんの家、というのもはじめての経験かもしれない。

    また、誰もが知っている著名な建築家に依頼した2軒目の家に満足いかず、

    本当に終の住処となる家を建てたい!

    そんなスタートではじまったこの家創り、色々な高いハードルを越えながら、

    ようやく竣工撮影が出来るまでに至りました。

     

    実際、工事の終盤戦でも意見の衝突からのバトルもあり、

    途中、「お前の顔は見たくない!」そんな空気にまでなってしまい、

    良い家を創ろう!という同じ方向は向いているのに、

    その思いがお互い強ければ強いほど、

    ちょっとした気持ちのくみ取り方がずれていくと、どんどんと悪い方向に行ってしまう。。

     

    そんな経緯のあった家なので、この家はまたいつもとひと味違う

    特別な思いがある家となりました。

     

     

     

    坂.1

    暮らしはじめて数ヶ月が経過しましたが、ご夫婦のとても温かい愛に溢れた暮らしぶり

    を感じました。

    70才のご主人と年上の奥様が二人で住まわれる家です。

     

    二軒目の家が、作品性の高い美術館のような無機質な建築物。

    この三軒目の家は、「血の通った家にしたい!」と、その作品住宅を最初に見たとき、

    自分の家創りに対するテーマにしました。

     

    そして、「以前の家とは対極の家だよ!うちのかみさんがとにかく気に入ってる」

    とオーナーから温かいお言葉をいただき、

    ようやく肩の荷が下りた、、正直、そんな思いでした。

     

     

     

    坂.2

    写真撮影はいつものウルシーさん。

    炎天下の中、ご苦労様でした〜

     

     

    坂.3

     

    坂.4

     

    坂.5

     

    坂.6

     

     

    坂.7

    この家が、格好いいとかオシャレだとか、今の時代にフィットしてるか、とかよりも、

    そこに住む人にどれだけフィットしているか、

    また、はじめは家に負けている感じでも、

    新しい家でどれだけイメージチェンジしながら、いままでやりたかった暮らしの

    スタイルや自分たちの特別な時間が作れる家になるのか、

    もっというと、家に居ることが自分にパワーをくれ、何より一番のパワースポットに

    なれるのか、それが家創りには一番大切。

    そしてデザインの好き嫌いに良い悪いも無く、皆、いままでの経験や趣味の世界の中で

    実現したいデザインって様々有るけど、それをしっかりくみ取り、

    その人にとってのベストなバランスに整えていくのが自分の役割だと考えています。

    だから、極論言ってしまうと自分には「○○スタイル」などというのはなく、

    求められればなんでもやってしまう、出来てしまう、

    それは今までの自分の引き出しの数と許容量で創りあげていく、

    そんな感じなんだと思います。

     

    自分よりも人生経験の長い70代の家創り。

    その価値観をバランス良くくみ取り、整えていくのに今回は時間が掛かりましたが、

    結果、オーナーの求める世界観が実現出来たと思います。

     

     

     

     

     

     

    坂.8

    最後に、色々とお気使いいただき、また忙しい時間を割いていただき、

    感謝します。

     

     

     

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  • 2017/06/20

    「今までの生活をリセットして、三度目の家創りに!」

    09.NDのオーナーさん09.想うこと20.『casa brooklyn』の家

     

     

    ネイチャーデコール新作事例WORKSに、「オーナズボイス」をいただきました。

     

    内村.1のコピー

     

    内村.2のコピー

    ここのところ何回か訪れたケースですが、三度目の家創りにお声かけ頂けた、という

    とてもありがたいケースで、「終の住処」として私どもに設計をご依頼頂きました。

    「家とは三度建てて分かるものだ」などと、よく言われますが、なかなか経済的にも

    気力的にも家を三回も建てるなんて言うのは現実的な話しではないし、

    出来る事なら一回で満足のいく自分らしさが反映された家であるべき、と常日頃

    考えながらこの仕事に挑んでいるわけですが、

    家にとことんこだわり、自分たちらしいライフスタイルを追求した結果、

    今までの家をリセットして、私どもに「終の住処」として夢を託してくれた、

    今回の事例はそんなケースでした。

    「10数年前から思い描いてきた幸せの光景が実現した」というオーナーさんの

    お言葉に、本当にこの仕事をしてきて良かった、そんなことを痛切に感じました。

     

    また、今回のオーナーさんご家族との出会いに感謝し、この「オーナーズボイス」

    ありがたくいただきます。

     

    ○オーナーズボイスはこちらから → http://www.nature-decor.com/works/detail111.html

     

     

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  • 2016/12/26

    「今年はギリギリまでに、なってしまってます。。。」

    00.現場09.想うこと11.ネイチャーデコール20.『丘の上の家』

     

    先日12/24に引き渡しを終え、落ち着く間もなく、

    年明け1月中旬にはあと2件の住宅の引き渡しを控えております。

    本当に、今年は1月のスタート共に走り続けてきました。

    こうして、いくつもの出会いがあり、微力ながらも必要とされご家族の夢を

    かたちに出来る仕事をさせていただけていることは感謝の一言に尽きます。

    新しいお客様との出会いは、点のようなもので、偶然の賜物ですが、

    これからも精一杯、自分だから出来る事を発揮して行きたいと思います。

    来年度もその初心を忘れず、邁進していく所存です!

     

    桑.1

    桑.2

    桑.3

    桑.4

    来年1月中旬に引き渡しを控える、川崎市宮前区の「丘の上の家」です。

     

    器具付けや建具工事を残し、最終フィニッシュ段階です。

    この家は、過剰な装飾を排除した、シンプルな家が出来そうです。

     

     

     

     

     

    桑.5

    そして一週間ほど前には、横浜市青葉区で地鎮祭が行われました。

     

    設計段階ではオーナーさんと共に、とてもワクワクと盛り上がりながら

    計画をまとめていくことが出来ました。

    オーナーさんのこうしたい!という思いとデザイナーの提案が

    良い相乗効果となり妥協のないかたちでまとまった家です。

    いまから、現場を進めていくことが楽しみでもあります。

     

    どうやら、今年はまだぎりぎりまで現場も続きそうですが、

    かたちとしては一旦本日事務所の大掃除も済ませ、

    新しい年に備え、一年の垢を綺麗に落としました。

     

     

     

     

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  • 2016/12/09

    「図面の中に表現しきれないモノって、、」

    01.アイアン02.タイル02.ブリック02.古材02.左官02.石04.ロフト&SOHOスタイル09.想うこと11.ネイチャーデコール20.『TOKYO LOFT STYLE』の家

     

    家作りにおいても、ものを事前に目で見て納得して買う、、

    それは、カタログだったり出来ているモノが展示されているショールーム

    だったり、、それが多分世の中の一般的な家の売り方でもあり、しっかりした

    モデルルームを持った、ハウスメーカーなどのやり方です。

     

    ところが、ネイチャーデコールの家には、図面の中の線や仕上げ表で

    表現出来ないモノがとても多いのです。

    実際のモノが、現物として事前に目にすることが出来ない、、

    新規のお客さんにネイチャーデコールの家の特徴を話すときのひとつに、

    そんなことをよく口にしますが、それでは実際にそれってどういうモノなの?

    という部分について、過去の事例から具体例をご紹介します。

     

    図面の中で表現でないもの、光や影・空気感・など感覚的なものも含め

    いくつかありますが、

    その中でも、今回はネイチャーデコールの家で最も特徴的な

    「素材・マテリアル」についての話しをしていきます。

    「素材」もカットサンプルや色見本で部位としての確認はして頂く事は

    出来るのですが、それが空間の中に立ち上がってきて、

    他の素材とどのように影響し合っていくかは、もはやイメージスケッチを

    見ながら、頭の中で想像してもらう、という部分が必要になってきます。

     

    今回の事例は、2011年完成の「TOKYO LOFT STYLE」の家。

    僕の中での自信作の一邸です。

     

    1.木の表現

    描けない.木1

    古材を使ったヘリンボーンの床

     

    カットサンプルを並べて事前に確認してもらいますが、

    古材の配置や色の濃淡、木目の感じや表面のプレーナーの処理で

    表情はかなり変わってきます。

     

     

     

     

    2.左官のテクスチャー

    描けない左官.1

    描けない左官.2

    描けない左官.3

    一番上は、室内の珪藻土のテクスチャー

    真ん中は、外部左官のテクスチャー

    一番下は、フランス漆喰アバナ

     

    これらの素材は、A4サイズの仕上げサンプルで事前に確認頂き、

    実際に現場で仕上げる時に再度立ち合いの上、テクスチャーを最終決定

    していきます。

    A4サイズのサンプル見本からこの左官のボリュームをイメージするのは、

    やはり一般のお客さんには難しい様です。

     

     

     

     

    3.石やタイルのバランス

    描けない石.1

    描けない石.2

    描けない石.3

    描けない石.4

    どれも、ネイチャーデコールの家ではおなじみの石やタイル、ブリック

     

    ここでポイントになってくるのは、素材ひとつひとつに表情があるので、

    それを大きな面に施工した場合の配置や色バランスです。

    同じような色やかたちを近づけ過ぎないで適度にばらしていく。

    目地の巾や色、そして目地の深さなどでも仕上がりの印象が変わります。

     

     

     

     

    4.スチールの表情

    描けない鉄.1

    描けない鉄.2

    描けない鉄.3

    鉄の素地の「黒皮」の状態をどのように自然に見せていくか。

     

    塗装の仕上げで色付けをしない鉄本来の「黒皮」の状態はとても良いもので

    自然素材の家にも馴染みます。

    ただ、素地がそのまま現しになると、鉄の黒い汚れやいずれ錆びてしまう、

    そこで、使う場所場所で鉄の素地感を生かした、仕上げ方を変えていきます。

     

    特に真ん中の写真の様なキッチンカウンターの上などは、光沢の出ない

    ウレタンでコーティングしていくなど、気を使う場所です。

    このような場所では、ウレタンを施してもいずれ色も落ちてきたりどんどん

    変化をしますが、それも楽しめる包容力も必要ですね。

     

    一番下の写真は外部で使用した場合。正直、鉄の素地感というのもからは

    かけ離れてしまいましたが、ここはやはり外部なので錆びや耐久性を優先しての

    選択で、全体的にはハンマートーンの塗装を施しました。

     

     

     

     

     

    5.個々の素材を組み合わせていくと、、、

    描けない組みあわせ.1

    描けない組みあわせ.2

    描けない組みあわせ.

    それらのひとつひとつの部位を組み合わせていき、

    このような空間が生まれていきます。

     

    こうして見てもらうと、ネイチャーデコールの家はひとつひとつの

    素材の持ち味や特徴を吟味し、それを全体に組み合わせたときの

    バランスを俯瞰でイメージしながら、積み上げていく。

    そんな家の創り方になってきます。

     

    確かに「家」とはとても高価なものです。

    そんな高価なものなのに、モノを見て納得して決められない、、、

    そこは勿論わかりますが、大切なのはモノ単体ではなく、

    個の素材がオーナーの求める全体感にマッチした空間であり、

    コーディネートのバランスとセンスです。

     

     

    家創りのコンセプトを明確化し、

    個対応でオーナーの求める独自の世界観を具現化していくためには、

    カタログやモデルルームではわからないもの、見えてこないものが、

    実は一番必要なのではないでしょうか。

     

     

     

     

     

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